「ソフトパラフェンシング」のご紹介

東京2020パラリンピック競技大会では、千葉県内では4種目が開催されました。そのうちの一つが、車いすフェンシング。床面に固定した車いすに乗ったまま戦う車いすフェンシングは、ボランティアにも相応の技術を求められたことから、2019年度から千葉県内の多くの大学が横断的に協力し、競技ボランティアとしての技術研修を重ねました。

コロナ禍のまっ最終に行われた大会の後、この経験をレガシーとしてきちんと受け継ぐことの大切さを認識した千葉県内4大学の関係者は、大会で活躍した学生たちと共に、特殊な用具がなくともできる車いすフェンシングをモチーフにした新しいパラスポーツを考案。2022年8月の大会1周年の日に「ソフトパラフェンシング」として発表しました。また競技団体「日本ソフトパラフェンシング協会」を発足させ、普及活動に努めています。

ソフトパラフェンシングで使用する競技用具は、100円ショップなどで売られているもので全て調達することができるのが特長です。例えばサーベルは、ウレタン製のおもちゃの剣やバルーンアート用の風船などを加工して作ることができます。

2022年8月の発足から開催した体験会や普及のための講習会は20回を越え、講習会で公認審判の認定を受けた方も270名を越えました(2023年10月末時点)。

協会では、「だれでも」「いつでも」「どこでも」「いつまでも」楽しめる新しいパラスポーツとして、今後も普及活動に務めていきます。既に千葉県内の他、宮城県や青森県でも講習会を開催しています。ぜひご注目いただきたいと思います。

体験会や講習会の開催を希望される方は、協会事務局(敬愛大学内)にメールでお問い合わせください。

◆メール:info.jspfa※gmail.com(※を半角@に置き換えてメールをお送りください)

◆協会ホームページ:http://jspfa.jp/

◆公式動画:https://youtu.be/Al9bg9GtHo4

◆公式Facebook:https://www.facebook.com/jspfa2022

◆担当:日本ソフトパラフェンシング協会