2024年度JOAコロキウム(談話会)

今年度もオリンピック研究委員会:コロキウム部門は、オリンピック・ムーブメントに関する話題をもとに、 学びと親睦を深めたり、情報・意見交換するコロキウム(談話会)を4回企画しました。

お飲み物やお菓子を片手に、お気軽にご参加いただけますと幸いです。委員一同、あらゆる世代・視点・お考えのみなさまと、情報・意見交換させていただけることを心待ちにしております。また、ぜひフライヤーをご関係の方々へご共有・展開ください。

ご関心がおありの方々や学生さんにも広く積極的に参加していただき、オリンピック・ムーブメントやJOAの活動、IOA(国際オリンピックアカデミー)海外セッションについて知っていただけたらと思っています。

第2回までの概要は以下の通りです。

◆1回目
〈IOA修士号プログラム、フランス留学の経験に基づいた研究の現状報告: 〜オリンピックにおける難民選手団に着目して〜〉

12/14(土)10:30-12:00 話題提供者_原 実李 委員(千葉大学大学院:博士課程)

今年の夏、パリ大会が開催されました。印象的な場面がたくさん生まれた大会でしたが、そのうちの一つが難民選手団の活躍でした。2016年リオ大会からはじまった難民選手団は今大会で3大会目の結成となり、オリンピックとパラリンピックそれぞれで初のメダリストが誕生するなど、その存在感は増しています。

難民選手団は、どのようなメッセージを発信しているのでしょうか。みなさんと一緒に2024年パリ大会を振り返りながら、難民選手団をはじめとする事例を通して、改めてオリンピックにおけるナショナリズムについてみなさんと情報・意見交換できたらと考えております。

◆2回目

1 / 25(土)10:30-12:00  話題提供者_青柳 秀幸 委員(國學院大學)

〈論文紹介:第18回オリンピック競技大会(東京/1964)を契機とした開催都市東京によるオリンピックの理念の普及活動〉
公開済み学術論文の執筆背景や内容をご紹介させていただき、みなさんと率直な意見・感想、情報交換ができたらと考えております。東京2020大会を巡って指摘されたオリンピックの理念に対する認識や理解の不十分さを問題の背景として、日本で初めてオリンピック競技大会が開催された東京1964大会に焦点を当てた研究です。

開催都市東京都によるオリンピックの理念の普及活動に着目し、理念に対する認識と普及のための組織体制、活動の内容および特徴を明らかにしました。

みなさんが東京1964大会や2020大会、その他の大会を契機に展開されたムーブメントからご経験された/感じられた/考えられた事柄をぜひお聴かせください。お時間がございましたら、事前に論文をご一読くださいませ。

https://www.jstage.jst.go.jp/article/taiikushi/41/0/41_19/_article/-char/ja

◆お申し込みに際しては、以下のフライヤーと併せてご確認下さい。

◆お申し込み
各日程の2日前:18:00 までに、次のURLからお願いします。
https://forms.gle/xuuzh2b3d4aNAjgE7

◆担当: 特定非営利活動法人 日本オリンピック・アカデミー(JOA)